文章の中に、謎ノ美兎を組み込む技術を作りました。読むとふつうの短い文が並んでいるだけ。でも、単語の選び方そのものに謎ノ美兎の顔が組み込まれていて、合言葉(鍵)で調べると浮かび上がります。まずは下で試してみてください。
- 文章:透かし入りの文章をつくって、鍵で調べると顔が出ます。文を書き換えたり、違う鍵で調べたりもできます
- 文章は、すべてブラウザの中だけで処理され、どこにも送信されません
ミコンスキーまずは「文章」タブの下にある白黒の図を見てください。文章の単語を順番に白と黒に塗っただけなのに、顔になっています。
もとにしたのは「電子透かし」
電子透かしは、見た目ではほとんど分からないように、データの中に目印を入れておく技術です。最近は、AIが書いた文章かどうかを見分けるために、文章に透かしを入れる方法も研究されています。


今回参考にしたのは、AIの文章に入れる透かしを解説したこちらの記事です。LLMの電子透かし(Zenn)
その中の「グリーンリスト方式」は、ひとつ前の単語と秘密の鍵から、次に来る単語の候補を「グリーン」と「レッド」に分けて、グリーンの単語を少しだけ選ばれやすくする方法です。調べる人は同じ鍵でグリーンの単語を数えて、偶然では起きないほど多ければ「透かしあり」と判定します。





このグリーンとレッドを、絵の白と黒として使ったらどうなるか。それが今回のアイデアです。
文章に謎ノ美兎を組み込むしくみ
単語1つを、絵の1マスにする
文章は「いつ・だれが・どこで・何を・どうした。ひとこと。」の6つの枠でできていて、枠ごとに8つの単語の候補があります。たとえば「いつ」なら、朝、昼に、夕方、夜中に……といった具合です。


鍵とひとつ前の単語から、8つの候補をそれぞれ白(グリーン)か黒(レッド)に振り分けます。文章をつくるときは、顔の絵のその場所が白なら白の単語、黒なら黒の単語を選びます。これを48×48マス分、2,304単語くり返します。




調べるときは、同じ鍵で単語ごとの色を計算して、48個ずつ折り返して並べるだけです。どれくらい顔と一致しているかを、記事と同じように統計(z検定)で判定します。
鍵が違うと、ただの砂嵐


| 調べたもの | 顔との一致 | 判定 |
|---|---|---|
| 正しい鍵 | 2,304 / 2,304(100%) | 透かしあり |
| 違う鍵 | 約50%(偶然と同じ) | 透かしなし |
| ふつうの文章 | 約50% | 透かしなし |



違う鍵を25通り試しても、一度も「透かしあり」になりませんでした。鍵を知らない人には、どの単語が白か黒かも分かりません。
途中を書き換えると?
文章の途中を書き換えると、そこから先の単語の並びがずれるので、顔の下半分が横にずれます。それでも、残った部分だけで「透かしあり」と判定できます。


音にも入れたいときは
透かし入りの文章を自分で読んで録音し、謎ノ美兎スペクトログラムに入れると、声の高い所にも謎ノ美兎の顔が入ります。文章の単語の並びと、音のスペクトログラムの、二重の透かしになります。
写真の方は、Xでタップすると謎ノ美兎が出てくる画像を別の記事で作りました。→ Xでタップすると謎ノ美兎が出てくる写真
いかがでしたか?





透かし入りの文章をつくったら、ぜひ誰かに鍵を教えて調べてもらってください。
まとめ
- AIの文章に入れる電子透かし(グリーンリスト方式)を、単語1つ=絵の1マスとして使った
- 鍵で調べると、単語の並びに謎ノ美兎の顔が出る。鍵が違うと砂嵐になる
- 自分で読んで謎ノ美兎スペクトログラムに入れると、文章と音の二重の透かしになる
同じ「謎ノ美兎」シリーズの謎ノ美兎ソートと謎ノ美兎スペクトログラムもあわせてどうぞ。まとめページの謎ノ美兎技術部から、全部の実験に行けます。
※ 謎ノ美兎のファン作品(二次創作)です。










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