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日記「完成前の作品の、最初の信者」|創作と妄想の話

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みなさんは、何かを作り始める前から、やめる理由が見つかることはありませんか。

もっと上手い人がいる。

似た作品は、もうある。

時間をかけても、ほとんど見てもらえないかもしれない。

私も、こういう言葉を盾にして、作らない理由を探していたことがあります。

だいたい、もっともらしいんです。やめる理由の方が、先に完成しています。

目次

正しいことと、決めてよいこと

たしかに、私より上手い人はいます。見てもらえない可能性もあります。

でも、そこから「だから私は作らなくていい」までは、少し飛んでいる気がします。

他人の作品が存在することと、自分が何を作りたいかは、同じ問題ではないからです。

それで、見てもらえる保証はあるんですか?

ありません。

頭の中で問答をしても、そこは埋まりません。保証のないまま作るのが怖いから、こんなに理由を集めているのかもしれません。

私は、怖い理由をいったん書き出して眺めるのも、一つの方法だと思っています。

書いたから不安がなくなるわけではありません。でも、「作品が埋もれるかもしれない」と「それでもこの場面を作りたい」は、別々に置いておけそうです。

不安を言い負かせなくても、作りたい気持ちまで撤回しなくていい。

まだない作品を、勝手に信じる

自信に満ちた表情で親指を立てるキツネ耳のキャラクター

元のX投稿に添えていた画像。

完成したら、この場面がすごくよくなるはずだ。

ここで音が重なったら、きっと気持ちがいい。

まだ何もできていないのに、完成後の自分だけが、先に大喜びしている。

こういう妄想が、創作には必要な気がしています。

見方によっては、ずいぶん根拠のない自信です。

ただ、まだ存在しない作品を、完成品と同じ厳しさで審査し続けたら、私なら途中で引っ込めてしまいそうです。

最初くらい、作っている本人がひいきしてもいいのでは。

技術が不要という話ではありません。むしろ、想像したものへ近づけるために、調べたり直したりする必要があります。

妄想だけで書き出しまで終わってくれたら、こんなに苦労していません。

妄想を置く場所

仕事の制作で、相手の要望や締め切りを無視してよいわけではありません。

自分の作品でも、生活を壊すほど続けなければいけないとは思いません。

ただ、守る条件とは別に、自分の「これが見たい」を置く場所は残しておきたいです。

作品が完成する前に、その作品を面白がっている人。

最初は私一人かもしれません。

それでも、一人いるのと、誰もいないのとでは違います。

あとは、この信者に作業もしてもらうだけですね。

元になったX投稿

いかがでしたか?パチンコ風映像
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