Auto SFX for YMM4 の使い方|導入から効果音入りコピーの作成まで(beta.25)

Auto SFX for YMM4 は、保存済みの YMMP から効果音を置けそうな場所を探して、SE入りの「安全コピー」を作るツールです。元の YMMP は上書きしません。

この記事では、次の流れを順に説明します。

  1. 購入したファイルの確認
  2. 導入
  3. 初回の設定
  4. 解析と候補の確認
  5. 安全コピーの作成
  6. YMM4 での確認

所要時間の目安は、初回で20〜30分です。

画面つきの手順は、順次追加していきます。今は、コマンドとボタン名で手順を説明しています。

BOOTHの商品ページ

目次

始める前に用意するもの

必要なもの内容
PCWindows 10/11 x64
YMM4開発者の環境で確認した版は 4.56.1.1
.NET 10 Desktop Runtime x64Microsoft公式から導入します。Python は不要です
FFmpeg と ffprobe音量を測るのに使います。製品には含まれません(導入方法は後で説明します)
効果音素材効果音ラボの、利用権を確認した音源をご自身で用意します
制作プロジェクトYMM4 でボイスを生成・保存したもの。Auto SFX は声を合成しません

最初は、重要な制作物ではなく、短いテスト用のコピーで試してください。

1. 購入したファイルを確認する

BOOTH からダウンロードした転送ZIPを展開すると、次の3つが入っています。

  • 製品ZIP(Auto-SFX-for-YMM4-0.3.0-beta.25-docs20261005.zip)
  • README-JA.txt
  • SHA256SUMS.txt

製品ZIPが壊れていないか、ハッシュで確かめます。PowerShell で次を実行してください。

Get-FileHash -Algorithm SHA256 ".\Auto-SFX-for-YMM4-0.3.0-beta.25-docs20261005.zip"

表示された値が SHA256SUMS.txt と一致すれば、問題ありません。一致しない場合は使わずに、ご連絡ください。

警告が出たとき:実行ファイルはコード署名をしていないため、Windows が「認識されないアプリ」と警告することがあります。ハッシュが一致した場合だけ、「詳細情報」から内容を確認して続行してください。保護機能そのものを無効にする必要はありません。

2. 導入する

製品ZIPを、好きな書き込み可能なフォルダーに展開します。YMM4 は終了しておきます。

PowerShell で展開したフォルダーに移動し、まず「確認モード(dry-run)」で実行します。この段階では何も変更されません。

powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -File ".\_launcher\Install-AutoSFX.ps1" -Ymm4Root "<YMM4のフォルダー>"

<YMM4のフォルダー> には、YukkuriMovieMaker.exe が入っているフォルダーを指定します(exe そのものではありません)。

表示された導入先が正しければ、最後に -Apply を付けて、もう一度実行します。

powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -File ".\_launcher\Install-AutoSFX.ps1" -Ymm4Root "<YMM4のフォルダー>" -Apply
  • 更新するときは、前の版が user\.creatoros-backups に自動で残ります。
  • ファイルを手でコピーして導入する方法は使わないでください。YMM4 が起動中かどうかの確認と、前の版のバックアップが行われません。

動作環境の診断

導入したら、_launcher\RUN-AUTO-SFX-DOCTOR.bat を実行して、環境に問題がないかを確かめます。

FFmpeg と ffprobe を入れる

効果音の音量を声に合わせて決めるには、FFmpeg と ffprobe の両方が必要です。展開したフォルダーで、まず確認だけを行います(ダウンロードはされません)。

.\CreatorOSAdaptiveSfx\AutoSFXCli.exe media-tools

内容を確認して、問題なければ -Apply を付けて導入します。導入先は Auto SFX 専用の場所で、システムの PATH や YMM4 の設定は変わりません。

.\CreatorOSAdaptiveSfx\AutoSFXCli.exe media-tools -Apply

すでに PATH が通った FFmpeg と ffprobe がある場合は、それも使えます。今の版には、GUI から導入するボタンはありません。

3. 初回の設定:効果音フォルダーを登録する

_launcher\RUN-AUTO-SFX.bat をダブルクリックすると、Auto SFX の画面が開きます。保存済みの .ymmp をこのバッチにドラッグ&ドロップすると、そのプロジェクトを選んだ状態で開きます。

Auto SFX のホーム画面
画面は以前の版(beta.11)のものです。今の版では、「BGMを明示指定」などのボタンが増えています。

初回だけ、ご自身が利用権を持っている効果音のフォルダーを登録して、承認します。素材を確かめられない候補は、自動では追加されず「確認が必要」に残ります。

4. 解析して、候補を確認する

「効果音を入れられそうな場所を解析」を押します。Auto SFX は、次のような場面から候補を探します。

場面使う効果音の例
冒頭のフックひらめく
結果の披露(「できたのがこちら」など)ジャン!
説明の区切り拍子木
声のリズムニュッ
同じ38.5秒の動画での追加件数の比較

追加されない場所があるのは正常です

次のような場所には、安全のため追加しません。追加しなかった場所と理由は画面に表示されます。

  • 声・BGM・既存の効果音を合わせた音量に、余裕がない場所
  • 声のない区間
  • すでに効果音が置いてある場所のすぐ近く
  • ほかの音声付き動画と一部だけ重なる場所

そのため、追加される件数は動画によって大きく変わります。例えば開発者の38.5秒のショート動画では、次のようになりました。

  • 手作業のSEが21件入っていた原本:追加は1件
  • 同じ動画から手作業のSEを外したコピー:追加は10件

BGMが特定できないとき

「BGMを1本に特定できません」と表示されたら、ホームの「BGMを明示指定」で、BGMのアイテムだけを選んでください。曲が途中で切り替わる場合は、それぞれの曲を選びます。指定を変えたら、もう一度解析してください。

「確認が必要」の候補

自動では採用されません。内容を見て、採用するか除外するかを決めてください。

5. 安全コピーを作る

「採用したn件で安全コピーを作成」を押します。

  • 保存先:元の YMMP の隣にある <プロジェクト名>_sfx フォルダー
  • ファイル名:<プロジェクト名>_sfx_previewed_<日時>.ymmp
  • 元の YMMP:変更されません

6. YMM4 で開いて確認する

YMM4 の「プロジェクトを開く」から、作成したコピーを開きます。最後まで再生して、次の点を確かめてください。

  • 素材が足りないという警告が出ていないか
  • 声・BGM・追加したSEが、すべて聞こえるか
  • 音割れや、不自然な重なりがないか
YMM4 で開いた生成コピー。追加された効果音はレイヤー06
台詞と素材名はぼかしています。冒頭に「ひらめく」、13.9秒の結果の披露に「ジャン!」、声のリズムに「ニュッ」が入っています。

タイミングや音量は、YMM4 の上で自由に調整してかまいません。元のプロジェクトに上書き保存しないように注意してください。

うまくいかないとき

症状対処
処理が途中で終わり、安全コピーができないセキュリティソフトの記録(ウイルスバスターなら「ランサムウェア」の欄)を確認してください(下の画像)。保護は無効にせず、版・時刻・表示を販売者に知らせてください
YMM4 で開くと「セリフを生成中」のまま進まないまず元のプロジェクトが普段の YMM4 で開けるか確認してください。元でも止まる場合は、YMM4 や音声合成ソフト側の状態によるものです
「YMM4本体が見つかりません」-Ymm4Root に、exe そのものではなく、exe が入っているフォルダーを指定してください
「.NET をインストールしてください」.NET 10 Desktop Runtime x64 を導入してください
ウイルスバスターのランサムウェアの記録(開発中の版で止められたときの例)
開発中の版で止められたときの記録の例です(パスはぼかしています)。今の版では、開発者の環境で記録を照合した期間に、停止の記録は出ていません。

くわしくは、同梱の TROUBLESHOOTING.md を見てください。

今できないこと

  • ネストへの書き込み:効果音を書き込むのは、ルートのタイムラインだけです(Scene/Group/Composition の中には書き込みません)。
  • 拍子木の置き換え:区切りの拍子木は、音量に余裕がない場所では追加しません。ほかの音に置き換えることもしません。
  • 学習:採用・除外の記録を、次の候補選びに反映する機能はまだありません。

早期アクセス版の購入者は、同じ製品の正式版へ追加料金なしでアップデートできます。YMM4 およびその開発元による公式な承認・提携はありません。

価格・必要な環境をBOOTHで確認する

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