最近流行りのThe BackRooms。
あれ実は無料ソフトだけで簡単に作れるんです!
ということでこの記事ではBlenderでBackRoomsのパロディ動画を作る方法を解説します!
あくまで私が作ったパロディ動画の解説です()
あとこの記事は別にチュートリアル記事とかじゃないです。
どんなことをやっているのか画像付きでざっくり説明いくのである程度Blenderできる方はすぐ真似できると思います。
この記事ではBlender3.0を使います。
Blender3.1以上ではアドオンが上手く動作しないですので注意です!
こんなのを作りました
この動画の解説をします。
ちょっと長いけど最後まで見てね♡
本家のハウンドとは違い今回作るのは謎ノ美兎であって人形なのでご注意を…
エフェクトはBlenderで動画を書き出してAviutlでVHS風ノイズをかけているだけです。
解説していく!
するぞ!解説!
パーツを用意する
床と天井、そして配置する壁を作ります。
ただの立方体にキューブ投影しているだけです。
壁は何種類か作っておき必要になったらコピペして持ってきてます。
テクスチャはAviutlでもなんでも作るといいと思います。
こちらでも入手可能かもしれません。
天井の蛍光灯的なやつも作ります。
平面をArrayで並べてに放射シェーダーつなげただけです。
天井の位置よりギリギリ下に配置してあげます。
そしたらイイイ感じの部屋になるように配置して行きます。
0からこんなものを作るなんて無理なので、元動画から頑張って間取りを考えました。
ほんの数シーンしか使わないので、使うシーンの間取りだけ無理やり詰め込んでます笑
でっかい平面を2つ作り床と天井にします。
天井はレンガテクスチャで作ってみました。
床はノイズテクスチャで作りました。
そして壁を挟み込んであげます。
これで部屋は完成!
アイツを作る
追いかけてくるアイツを作ります。今回は謎ノ美兎さんです。
とはいえここは原作準拠じゃないので参考にならない気がするのですが…
この動画を参考に作ったモデルにテクスチャをビューからUV投影しました。
裏面はよくわかってないので表面と同じにテクスチャにしてます。
髪で隠れてどうせ見えないですからねw
ファイル→エクスポート→FBXで書き出しちゃいましょう!
(委員長よりモデリングしやすかったです)
Mixamoというサイトにモデルをアップすればボーン設定なしでも勝手に動かしてくれます。
UPLOAD CHARACTERをクリックしてみましょう。
ここにファイルを投げ込みます。
BlenderならFBXがいいと思います。
読み込まれると真っ白になってますがBlenderで読み込むと普通にマテリアルが返ってくるので大丈夫です。多分。
そしたら関節を設定します。
右のお手本の位置に置けば基本問題ないです。
すると勝手に動き始めます!かわいいね!
キャラクターにさせたい動きを選びましょう。
めちゃくちゃたくさんあるので迷っちゃいますね!
1つのモデルに1つの動きしか適用できなかったはずです(できたらすいません)
選んでプレビューを見たらDOWNLOADボタンを押してダウンロードしましょう。
形式はFBXでいいと思います。
Frame per Secondは自分のBlenderのFPSに合わせましょう。
ほかはこの設定でいいと思います。
あとはBlenderを起動してファイル→インポート→FBXで読み込めばOK!
編集モードにすると幽体離脱します。特に意味は無いです。
ボーンをつかむとモデル全体を崩すことなくを動かせるので好きな位置まで持っていきましょう!
これをマップの必要な場所に配置しておき、カメラが映るタイミングで動くようにボーンのキーフレームを調整します。
これは次のカメラ設定と並行してやるといいです。
Mixamoでは髪の毛を反映してくれないのでモデルごとにヘアーパーティクルを生やしています。
めっちゃ大変でしたが髪の毛がかなりリアルなので気に入ってますw
カメラを動かす
みんな大好きゴリ押しです。
カメラがよく動く点ごとにキーフレームを打ちまくっていますw
ちゃんとしたやり方を調べる時間があったらキーフレーム売ったほうが早くね?
と思うタイプの人間なので…
位置や回転にキーフレームを打ったらグラフエディターでリアルな動きになるように調整します。
まあ中学物理がわかれば簡単だと思いますw
最後にCamera Shakifyという神アドオンを適用します。
これをつけるだけでマジでリアルな手ブレが付きます!
正直これさえあればどんな動画でもリアルに見えます。チートかな?
Blender3.1以上では上手く動作しないですので注意です!
そんなこんなでCyclesで書き出してあげましょう。
どうせVHS風にすることで画質を落とすので解像度は480*360くらいにしました。
ノイズはあったほうが味があると思うので残しておきます。
と言うのは言い訳でグラボがGTXなのでデノイズできないんですね^^^^
VHS風にする
書き出した動画をAviutlでVHS風にしました。
やり方はこの記事見ればすべてわかります。
こんな神的なノウハウを無料で公開してくれたことに感謝を!
これで終わりです!
いかがでしたか?
かなり簡単に作れます。
しかしThe BackRoomsの真髄は映像のクオリティだけではなくこれを無から生み出せるセンスにあります。
俺もBackRooms再現できたからあいつ超えたわw
みたいにこういう動画を作って張り合う人が最近多いですがみっともないのでやめましょう。
相手は学生ですよw私は学生なのでセーフです!
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