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【Aviutl】リアルな質感を再現する方法を徹底解説!

動画編集でよく壁となる「質感」。

何とかしてリアルでエモい質感を表現したいと全人類が思っているんではないでしょうか?

その質感で重要なのが「塵」です。

この空間を漂う粒子(塵とか埃とか)とか汚れがあるだけで、画面の情報量も増えて一気に質感がよくなります。

まあ質感を出すための一手段にすぎませんが必須に近いテクニックな気がするのでぜひマスターしておきましょう!

目次

レンズの汚れを表現する

まずレンズの汚れを表現する方法です。

カメラレンズの汚れを表現できれば本物のカメラで撮影してる感が一気に出ます!

まあ被写体深度とかカメラワークも必要なんですが今回は質感を出す方法を説明します。

方法は簡単です。

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まずカメラのレンズ汚れの素材を持ってきます。

Googleで「Lens Dust OverLay」みたいに調べると出てきます。

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私はこんなのを用意しました。

汚れの強いものと弱いものを用意しとくといいと思います。

そしたらAviutlで質感を出したい素材の上にこの画像を置きます。

そしてマスクでこんな風に丸く切り抜きます。

レンズの中心の汚れって目立たないので、周囲だけ残す感じです。

縦横比をいじっていい感じの形にします。

良い形になったらぼかしを最大にしてぼかします。

レンズの汚れって縁程目立てるよね…

これだけで既にいい感じですね!

そしたら合成モードを「スクリーン」にして(黒い部分を透過してくれたりするやつ)合成します。

これで結構いい感じになります!

オーバーレイでもいい感じになります!

これは作風や素材によって違うのでいろいろ試してみるといいですよ!

目立ち過ぎたら透明度を下げたりレンズブラーをかけるといい感じになります!

これしかエフェクトをかけてないけどなんだかいい感じですよね!

上からカスタムオブジェクトの「周辺ボケ光量」を適用してもいい感じになります。

フレームバッファにはレンズブラーがかかってます。

この辺の質感の出し方は別記事で説明してます!

ということで、これだけでリアルなカメラっぽくなりました!

空間に漂う塵を再現する

とはいえこれだけでは足りないので、空間に漂う塵を表現しましょう。

画面を動かさないのなら「パーティクル素材」とかを「スクリーン」で合成すればいいんです。

でもAviutlでカメラを動かすならば、もっと立体感のある埃が必要です。

そこで役に立つのが「ランダム配置」!

こいつはグレートですよ…これがなければいけていけないです…

これを使ってレンズの汚れの画像を立体的に、かつランダムに空間にちりばめます!

まずこの埃の素材を「オーバーレイ」か「スクリーン」にします。

ついでにカメラ制御を有効にしておきましょう。

ぼかしをかける前の画像です

そしたらマスクをかけて境界をぼかします。

真四角な埃がちりばめられてても不自然ですからね!

そしたらこれにランダム配置をかけます。

個人的には@ANMって書いてあるやつがおすすめです。

これで埃の素材をちりばめます。

「設定」から回転及び範囲を調整しましょう。

ここは好みでいいと思います。

素材同士が被ってると目立つので、範囲をいじったりしましょう。

これを複製してマスクの位置や大きさを変えたりしてバリエーションを出してもいい感じになります。

レンズブラーをかけてみてもいい感じになります。

どうでしょうか?

静止画ではわからないですが、カメラを動かすと立体感も出ますし結構使えますよ!

僕はどっちも使うことをお勧めしてます!

もちろん動画の雰囲気によって相性はありますけどもね!

もっと質感を出したい人へ

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