Aviutlでそれっぽい質感を出す方法を8個ほど紹介してみます。
これらを使えばまるでAE(AfterEffects)のようなリッチな質感を出すことができます。
ほとんど誤魔化しなので気休め程度に使うといいと思います。
多分コンポジットとか言う作業に当たる部分です。
全部やるとやりすぎになるかもしれないので、自分の好みのものを使ってみてくださいね!
それっぽい質感を出していく
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/bafore-720x405.jpg)
まず何もない状態がこれです。
なんだか微妙ですね。
ここからいろいろ味付けしていきます。
モーションブラー
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/79d284de8cd36c6fadc8491979d390ef-720x403.jpg)
何かを動かすならモーションブラーをかけておきましょう。
これがあるだけで一気にリッチな質感になりますよ。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/2ee981fc1cfec46ee7e164601b6e3095.png)
設定はいじってないです。
基本文字PVは文字を一文字ずつ動かすのでグループ制御でモーションブラーをかけています。
結構重いのでご注意です。
埃素材
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/fba2a4943d6e26725264c3d6e6e6c9f5-720x408.jpg)
これは超おすすめです。
レンズに付着した埃や汚れの素材を「スクリーン」で合成しています。
これを置いとくだけでめっちゃリアルになります。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/dd076a1a60cbb3faa5c5d0c9067e4444-720x523.png)
Googleで調べればいろいろ出てきます。
何個か集めておけば結構役立つので、お勧めです。
こんなのもおすすめです。
エモいですね…
画像のものから、宙を舞っている埃の動画素材もあるので、この両方がおすすめです。
色々調べてみましょう!
周辺ボケ光量
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/9c5218a605a49cee1d503c7ea9893310-720x408.jpg)
伝家の宝刀「周辺ボケ光量」です。
これを使えば何でもエモくなります。
レトロな雰囲気を醸すのにも使えます。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/bdec85c93639a4d4a252e0cbf602e278.png)
周辺の光量を低めにしたり、色ずれをオンにするのが好みです。
レンズブラー
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/fc9cad5ac62695c0c652069842bf3820-720x406.jpg)
光の演出で必須な気がするレンズブラーです。
デフォルトの強さ「5」じゃ強いときは「2」くらいにするといい感じになります。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/1873dee2d7e66cc1d549c09035ad6574.png)
光が当たってぼやけている感じを表現できます。
ライトリーク(素材)
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/36e4876cbbc25bc67c745ab96963297a-720x401.jpg)
これもとりあえず使っておけばエモくなります。
Youtubeで「Light Leak Overlay」で調べるといろいろ出てきます。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/cd95636dc560bcc82ae93cff227ebd32.png)
こんな感じで、スクリーンで合成して使いましょう。
背景を合成
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/ff254b481b268581dadb98e72d2461bd-720x408.jpg)
図形の「背景」に色を設定し、合成してみましょう。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/3c3dbe585a16a5a245cc6939171f7dab.png)
合成モードは「オーバーレイ」か「比較(明)」にするとよさげです。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/59b65b13c7a06e97fae4f69a32df1a39.png)
青っぽくしたいなら、こんな色がおすすめです。
赤にしても結構いい感じです。
おまけ:クロップ
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/880ed256dd6b0684a7869dba68c3229c-720x405.jpg)
最終手段として、クロップが使えます。
光関係ないですが、とりあえずそれっぽくなります。
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2021/05/cd4401bdfe6990fc933bd59752312273.png)
図形の「背景」に斜めクリッピングを適用すればすぐ作れます。
ただし、一部見切れて窮屈に見えるのが難点だったりします。
完成品&コマ落ち
そんなこんなで完成した動画はこんな感じです。
ちなみにコマ落ちも適用しています。
私は24FPSがデフォルトなので、コマ落ち(2)にすれば12FPSになります。
コマ落ちをかければ基本クオリティが高く見えるのですが、やりすぎ注意です!
ちなみに背景の映像はこちらのものです。
元の動画はこんな感じです。
何もない状態よりもだいぶ良くなったと思います。
いかがでしたか?
![](https://zuariya.com/wp-content/uploads/2022/12/eea9f2d62a445d1f6f8399c963d55964.gif)
以上、それっぽい質感を出す方法でした。
もちろんこの方法は誤魔化しに近い方法なので、動きのつなぎや図形の使い方を勉強したほうがいいと思います。
ですが、こういう仕上げ的な作業で雰囲気がかなり変わるので、知っておいて損はないと思います。
ちなみにこういう本で勉強してもクオリティは上がります。
デザインについて超わかりやすくまとめてあります。(デザインの参考書的な)
デザインに興味あるか関係なくほぼ100%動画のクオリティが上がると思う興味のある方はぜひ。
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