超デカCPUクーラーとして有名なAssassin3。
しかし、空冷最強とも称されている強力なクーラーです。
この記事ではTDP105Wを誇るRyzen9-5900xをどれくらい冷やせるのか試していきます!
Assassin3はアツアツCPUを冷やすことができるのでしょうか?
大きさ
デカァァァァァいッ説明不要!!
外箱を比べてみても圧倒的に大きいですね…
ここで私が以前使っていた「白虎」と本体の大きさを比べてみました。
– | 寸法[mm] | 重量[g] | 対応最高TDP[W] |
白虎 | 102x 83×130 | 540 | ? |
Assassin3 | 161×140×165 | 1464 | 280 |
サイズは倍近く大きいですが、その分対応TDPは最大280Wとなっています!
重さはなんと約3倍!
しかし、この大きさと重さあってこその冷却性能なのではないでしょうか?
いったいどれほどRyzen9-5900xを冷やしてくれるのか気になりますね!
ちなみに筆者のミドルタワーケースには入りきりませんでした()
負荷をかけてみる
実際に負荷をかけていきましょう。
アイドル時
アイドル時での温度は上のようになりました!
ファンの回転数が低い状態で40℃を超えていませんね。
冷却性能はデカいだけあって、しっかり冷やせていますね!
エンコード時
まずはCinebench(マルチコア)で10分間ベンチマークをしてみました。
結果はなんと67度までしか上がりませんでした!
もちろんファンの回転数は上がっていますが、電力を125Wも消費している状態なのに70℃を超えないのは超優秀だと思います!
一応ベンチマーク結果もおいておきますね。
corei9-9880Hの倍以上のスコアをたたき出しています。恐るべし…
次にAviutlのx264を用いて動画を書き出してみましょう。
エンコード時間は約5分ほどでした。
これも62℃までしか上がらず、十分すぎるほど冷やせていますね!
最後にAviutlのプレビュー時の温度も確認してみます。
重いエフェクトがあるとファンの回転数が上がる音がしますが、温度は63度までしか上がりませんでした!
やはり大きいだけあってAssassin3の冷却性能はとてつもないですね!
ゲームプレイ時
私の購入したマザボはCPU使用率でクーラーのファンの回転数が変動するようです。
ここでMSI製のファンコントローラー「DragonCenter」を導入し、バランスモードに設定してみました。
Apexを試しに遊んでみましょう。
グラフィック設定は最高にし、GPUはGTX1060を用いています。
Apexでは63℃までしか上がりませんでした!
十分冷えているといえますね!
Apex以外のゲームでも試してみましょう。
BF5を試してみました。
CPU使用率はApexよりも高いものの、温度は64℃までしか上がりませんでした。
BF4も試してみましょう。
こちらも62℃までしか上がりませんでした!
これらの結果より、ゲームをしても十分冷えていると言えますね!
追記:熱くなりました
結論:十分過ぎるほど冷える(?)
Assassin3でRyzen9-5900xは十分冷えることがわかりました。
全コアの負荷100%でも67℃までしか上がらなかったのはさすがですね。
また、ゲーム時にも温度はあまり上がらず、しっかり冷やせていましたね!
これならば水冷クーラーを買わずとも十分に熱いCPUを冷やせると思います!
やはり280Wまで対応しているというのは伊達ではないですね!
大きいだけあって性能は想像以上に高いAssassin3でした!
Ryzen5000シリーズを購入する予定のある方は買ってみてはいかがでしょうか?